危険な箇所について
身近な危険箇所
街の中にはすべり易い場所が意外と潜んでいます。 雨降りなどで床が濡れると、そこは、凶器にもなり得ます。
危険な場所の例
案内表示
駅構内で見つけた案内表示のタイル素材です。そのものも滑りますが、最もやってはいけないことがあります。
それは、床面の一部にすべり抵抗係数の違う(他の箇所よりも滑りやすい)タイルを使用することです。
そこまで歩いてきた感覚でこのタイルに踏み込んだ瞬間にツルッと滑ります。
駅の階段
タイルにゴムが埋め込まれていますので、新品の状態では滑りませんが、磨耗してしまいますと大変危険です。
段鼻のすべり止めゴムの劣化なども著しくなりますと改修が必要になります。
はがれた滑り止めテープ
すべり易い箇所に張られたヤスリ状のテープです。
その後、施設管理者が代わりご覧のような状態になってしまいました。危険な上に美観も損ねています。
歩道上のマンホール
車道のマンホールで2輪車が転倒するのはよく聞く話ですが、歩道上にあるマンホールでも歩行者の転倒事故は絶えません。
降雨時は細心の注意が必要です。
歩道上のグレーチング
マンホール同様に注意が必要です。
ひとたび雨が降れば凶器になります。特に女性のハイヒールは危険ですのでご注意下さい。
磨り減った御影石
何気ない石張りの歩道です。完成当時は景観も良く大変喜ばれましたが、経年変化により表面が磨り減っています。
雨の日に注意が必要な床材の1つです。